M1の平野です。こんにちは。

桜咲き乱れるこの季節、皆様如何お過ごしでしょう。

入学したときのことを思い出し、心機一転頑張っていきたい次第であります。

 

さて、本題です。

木村研究室開発のCubeSAT用搭載計算機とカメラがTRICOM-1R(たすき)」に搭載され、軌道上実証に成功いたしました。

東京理科大学プレスリリース_2月21日

またこの件について、フジサンケイビジネスアイ様の3月号で御紹介をいただきました!

 

TRICOM-1R(たすき)は、2月3日にss-520 5号機によって打ち上げられた超小型衛星です。

皆様ご存知でしょうか?知らない方はぜひこの機会に調べてみてくださいね。

 

今回この衛星に搭載されたカメラシステムは「超小型6方向同時撮像カメラシステム」と呼ばれます。

これはIKAROSやはやぶさ2に活用された画像取得処理システムを中核として、6方向に配置された様々な種類のカメラヘッドの画像を取得・処理するシステムに拡張すると共に、CubeSATに搭載可能な10cm角のサイズで実現したものです。

 

TRICOM-1Rは、昨年打ち上げられたTRICOM-1と比較して即時観測ミッションが追加となりましたが、この様なミッションの追加を実現する上で、6方向同時撮像カメラのカメラヘッドを柔軟に交換できる能力が重要な役割を果たしました。

 

図1:衛星搭載計算機

 

図2:6方向同時撮像カメラシステムの画像取得処理部

 

図3:6方向同時撮像カメラシステムのカメラヘッド部

 

図4:6方向同時撮像カメラシステムで撮像された画像の例

(2018年2月14日 チベット周辺)

 

もっと知りたい!という方は前述の理科大プレスをご覧くださいませ。

木村研一同、これからも一層研究に邁進いたします。

では。