【CanSat 2026 ARGUS】BBM(BreadBoard Model)試験と無線通信試験を実施しました!

 

 

こんにちは!ARGUSのC&DH班です!今回はC&DH班についてのご紹介と、ここまでに行ってきた試験概要と結果についてご報告いたします!

 

 

〈C&DH班について〉

 C&DHは Command and Data Handling の略で、簡単に言うとCanSatの「頭脳」にあたる部分です。センサやGPSの情報を集めて処理し、機体が次に何をするかを判断します。 

 例えば、CanSatがロケットやドローンから放出されたことを検知したり、着地したかどうかを判断したり、GPSで現在地を取得したりします。また、取得したデータを保存したり、地上局と通信したりする部分もC&DHの大切な役割です。

C&DH班では、センサやGPS、通信機器を使いながら、CanSatの動作に必要なプログラムを作成しています。実験では、取得したデータを確認し、うまく動かなかった部分を修正しながら開発を進めています。

CanSatの動作を裏側から支える役割を担っているのがC&DH班です。

 

〈BBM試験について〉

 BBM試験とは、実際の機体を作る前に、部品や回路、プログラムを仮組みして動作を確認する試験です。BBMは Bread Board Model の略で、完成形ではなく簡易的な構成で、センサやGPS、通信機器などが正しく動くかを確認します。これにより、早い段階で問題点を見つけ、本番機体の開発に活かすことができます。 

 そして現在、BBMの組み上げが完了し、以下の素子の動作を確認しました!

・マイコン

・カメラモジュール

・SDカード

・気圧センサ

・9軸センサ

・DC/DCコンバータ

・モータドライバ、モータ(タイヤ)

・モータドライバ、モータ(展開機構)

・無線機

・GNSSモジュール

・距離センサ

・無線カメラ

・バッテリー

このように、各センサの値を見ることができました!

本来はBBM試験はここで終了なのですが、ミッションの中で特に重要である無線機の動作についてさらに確認するために、上記のBBMを用いた無線通信試験を行いました。

 

〈無線通信試験について〉

 無線通信試験の目的は、ミッション中に撮影した自撮り画像を基地局側に送信し、機体の安否状況をチェックするための通信を実証することです。送信側は画像を圧縮後、FEC(前方誤り訂正)パケットに分割して無線送信しました。受信側は受信済みパケットから画像を復元し、不足時のみ追加FECを要求することで、パケット欠落に強い通信を行いました。

 

送信側の様子

 


受信側の様子

 

試験は大学近くの利根運河で行いました。試験の結果、約2kmの距離で4kBの画像の送受信に成功しました。今後は、送受信できる距離を伸ばすために試行錯誤していきます。

次回は、打ち上げた機体が無事に着地できることを確かめる試験「投下試験」についてご紹介します。お楽しみに!

 

執筆者

B4 福島宇太、伊藤弘道、樋口駿平、日向尊哉