【CanSat 2026】振動試験、投下試験を実施しました!

こんにちは!ARGUSの構体班です。EM(エンジニアリングモデル)を用いた各種検証試験を日々進めています!

今回は、ローバーをロケットで打ち上げて地上に降りてくるまでに欠かせない3つの重要な試験(振動試験、分離衝撃試験、投下試験)について、その概要と結果をご報告します。

1. 振動試験/分離衝撃試験

【概要】

振動試験/分離衝撃試験とは、実際の衛星さながら、ロケットによる打ち上げを想定した時、打ち上げからローバーが上空へ放出されるまでの激しい揺れと、放出するときの強い衝撃に機体が耐えられるかを確認する試験です。

本番さながらの環境を再現するため、電源をつけたまま実験装置に機体を入れて以下の2段階でテストを行いました。

1.振動試験(打ち上げ時) ロケットが上昇する30秒間を想定し、15Gの強力なランダム振動を加え続けます。

2.分離衝撃試験(放出時) ロケットからローバーが勢いよく切り離される瞬間の衝撃を再現するため、40Gという強い衝撃を与えます。

試験装置から機体を取り出した後、構体に取り付けられているパーツや素子が正常に動作するかを確認します。また、機体に取り付けられているねじに緩みがないかも確認します。

 

【結果】

無事、素子が動き機体に破損やねじの緩みがないことも確認できました。

 

2. 投下試験(in野田キャンパス 講義棟)

【概要】 

投下試験とは、キャリアへの収納から放出判定、着地判定、カバーからの展開、パラシュート回避までのシーケンスが適切に動作するか確認し、パラシュートの性能評価をする試験です。一連の流れは以下のようになります。

1.キャリアにローバーとパラシュートを含む分離機構を収納する。

2.講義棟の吹き抜けを利用し、7階の高さから放出を行う。

3.パラシュートが開傘、減速し、機体が着地するのを確認する。

4.着地後、カバーからの展開、パラシュート回避が適切に行われることを確認する。

5.その後、機体に破損がないか確認する。

この際、パラシュートは3種類用意し、それぞれの終端速度や落下の挙動を確認することで本番で使用するパラシュートの選定をします。

 

【結果】

放出、パラシュートの開傘、着地、展開、走り出しまでの一連の動作が正常に行われることを確認し、パラシュートの終端速度の測定、形状の選定などを行うことができました!

 

今後の展望

各試験を通してローバーとパラシュートの本番を想定した動作や耐久性を確認することができました。自分たちが作成したマシンが狙った通りの動作をしてくれることが確認でき、とても達成感があります。

次回はEnd to End試験の様子をお伝えします。

開発もいよいよ大詰めです!応援のほどよろしくお願いいたします! 

 

執筆者
B4 嵐勇人、小川太知、藤波俊介